2007年11月アーカイブ

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昨日午後1時までに寄せられたメッセージは282件。うち、クラブ側に提出を希望されない旨明記されたご意見や当会宛の私信3件を除いた279件のメッセージを、A4版にプリントアウトしました。総ページ数は112ページにのぼりました。
たくさんのご意見、ありがとうございました。

皆様から頂いたメッセージはファイリングの上、岡田・小野が本日午後2時過ぎ、クラブハウスに持参しました。
「メールアドレスや本名を記載している方が多くあるので、必ず社長・常務に手渡ししてほしい」旨申し添えて、受付に預けてまいりました。

本日13時をもちまして、ご意見・感想の受け付けを締め切らせていただきました。
頂戴したご意見は、印刷の上クラブに届けさせていただきます。

たくさんのご意見、ありがとうございました。

 当会の呼びかけに対して、たくさんの方々から意見を頂きました。頂いたメッセージは230通を超え、サイト閲覧者数も13日朝の時点で1万4千を超えています。多くの人から関心を持っていただきました。ありがとうございます。
 まず最初に、当会のこれからの予定について記しておきます。

1、意見受付しめきり : 2007年11月15日(木曜) 13時(ご意見はこちらから)

2、頂いた意見は誤字脱字も含め、ファイルにまとめて今週中にクラブに届けます。

以上です。

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 クラブに対する意見の他、当会に対するご賛同ご支持の他、ご批判の意見も頂きました。主に批判に対して、現時点でお答えできる範囲で述べていきたいと思います。なお、今回の主旨から外れる内容(Nブロック抽選、スタジアム禁煙、選手・監督への意見など)につきましては、そのままクラブにお届けし、今回の当会のコメントからは除外とさせていただきます。また一部に、当会に対する恫喝や個人攻撃とも受け取れる内容のものもありました。こちらもそのままクラブに届けますが、今回はコメントをお返しいたしません。

◆当会の行動、当会のスタンスについてのご意見に対して。

今回頂いた意見の中に『結局、ゴール裏サポーターの対立がきっかけとなった行動なのでは?』あるいは、『インターネット上だけで活動して、まるで仲の良い者だけで、コソコソやっているように見える』という意見がありました。

 改めて私たちが掲げた文面をご確認いただきたいのですが、現在問題にしているのはただ一つだけ、『暴力行為に対して迅速に「NO!」と公表できなかったクラブの姿勢』に対してです。当該するサポーターへの具体的処分について、当会が現在、クラブに注文を付けているといった事実は一切ありませんし、その予定もありません。さらに言えば、会の参加者・賛同者には、普段メインスタンドやバックスタンドで観戦しているサポーターも多く加わっています。
「普段どこでどんな応援をしているかかかわらず、選手バスに対する入場エリアを越えての威嚇行為、および破壊行為は決して看過できない暴挙であり、絶対に許せない。」と思う人たちが会に参加しています。確かにゴール裏で応援しているサポーターが参加していることも事実ですが、今回の会は「ゴール裏のグループ対立」とは全く違うことをご理解下さい。

 次にインターネットを中心に活動している理由について説明します。
 5日月曜の時点で、今季ホーム試合はあと2試合しかないことと、そのうちの一つ、10日のFC東京戦を平穏無事な状況で応援するためには、一刻も早くクラブは何らかの姿勢を打ち出すべきだと判断しました。そのため、早急に集まることができる人たちだけで、まずは話し合いと行動を起こすことにしました。つまりは、広く皆さんから意見を集めるための話し合いの場を告知、開催するには時間がなかったのです。そして、問題意識を共有し、なおかつ迅速に行動するためには、メールなどを利用することが不可欠でした。
 経過について掲示板などで完全に公開してしまうと、話が誇張されたり、ねじ曲げられてされてしまうのもインターネットの世界です。ある程度の結論が出るまで公表は控えることにしました。
 今回の出来事について広く知ってもらおうと、10日の試合前に、スポーツ公園内で説明会を開きましたが、告知したのはネット上でした(直前にメガホンで呼びかけはしましたが)。もちろん、すべての人がインターネット環境下にあるわけで無いことは承知しております。これからの課題とさせていただきますが、今回はなにぶん時間がなかったことをご理解ください。

◆事実誤認ではないか? 事を大きくしようとしているのでは? という意見について。

 文中の表現が大げさではないかという意見を頂きました。
 火曜日に有志約70名が集まった際、まずは現場を目撃をしていた複数の人から話を聞きました。また、先にあげた文中の三つの行為

1、アルビレックス新潟の選手を乗せたバスの正面に飛び出し
2、バスの進路を妨害し、威嚇行為及びバスに物を投げる危険な行為を行い
3、バスのサイドミラーを破壊する行為等

に関しては、アルビレックスオフィシャルサイトで公式発表された文から引用したものであり、つまりはクラブが認めた事実です。これらも含めて今回の出来事を判断し、文中に「暴徒」「襲撃」「暴力」の言葉を使わせていただきました。
 一番気をつけなければいけないのは、何が起きたのかを把握することです。確かに、起きた事を文字でどのように表現するかは、慎重にならなければなりません。その点については今後の参考とさせていただきます。ご意見ありがとうございました。
 また、「涙して訴え」という表記についても、同情と賛同を得るために想像で書いたものではありません。『何が問題なのかを、クラブは全く理解していなかった』という、話し合いの場の雰囲気を理解してもらうために挿入した事実です。もちろん、その場にクラブ社員も複数いました。

◆クラブが処分するのではなく、サポーターの自浄作用に期待しては? という意見に対して

スタジアムに足を運ぶ全ての人が、等しくアルビレックス新潟にとって「お客さま」です。客が客を裁く、あるいは選別するなどということは絶対にあってはならない事です。繰り返しになりますが、当会の主旨は行動を起こした客の排斥運動ではありません。暴力に対して会社はき然とした「NO!」の態度を示して欲しい。その姿勢を確認するのが当会の目的です。


◆今後について

チケット不買運動や応援拒否、後援会からの脱退などといった、アルビレックス新潟を応援する上でマイナスの行動をとる意図はまったくありません。

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たくさんのHPへのアクセス及び多くのメールを頂きましたので、途中経過をご報告させて頂きました。

今後もアルビレックス新潟というクラブがより良いクラブになっていくように、サポータ一人ひとりが考え行動していきましょう。
よろしくお願い致します。

11月4日、東北電力ビッグスワンスタジアムで行われた第87回天皇杯全日本サッカー選手権大会4回戦。試合終了後にあってはならない出来事がありました。アルビレックス新潟の敗戦に腹を立てた一部サポーターが暴徒と化し

1. アルビレックス新潟の選手を乗せたバスの正面に飛び出し
2. バスの進路を妨害し、威嚇行為及びバスに物を投げる危険な行為を行い
3. バスのサイドミラーを破壊する行為等

が行われました。(上記3点、アルビオフィシャルサイトより転記)

クラブは事件から4日後の11月8日、オフィシャルサイトに選手バス襲撃の事実と、これらが『許されない行為』であることを公表し、事情聴取後に関係者を処罰すると発表しました。選手という、我々サポーターにとって(クラブにとっても)宝とも言える人間が乗ったバスに、集団的暴力を行った悲しい出来事。この行為にまずはクラブが「NO!」の態度を示したことを、サポーターとして感謝の意を表します。

しかし今回、事件が起きた日曜からクラブの正式発表が行われた木曜まで、4日の空白期間がありました。バス襲撃は翌日月曜に新聞記事にもなっているというのに、クラブは木曜までの4日間、なにがあったのかも発表せず、また、今後どのような対応をするのかも示さずにいました。常識的に考えて、社会性を持った企業の対応としては、あまりにも行動が遅いのではないでしょうか。

『クラブは問題意識を持っていないのではないか?』

疑問を抱いたサポーターが、今回の件について直接クラブに質問しました。月曜夜のことです。ところがクラブからの返答は、落胆するものでした。結論から言えば「おとがめ無し」だったのです。
─ サポーターの1人がミラーを割ってしまった事実は把握しているが、事件性があるとは思っていない。当事者とは話し合いを継続していくつもりだ ─ という内容。さらに、バスの損害補償は誰がするのかという質問に対しては、社会的に当然と思われる『弁償させる』という回答が得られませんでした。それどころか、もしかするとクラブが支払うつもりなのでは? とも受け取れる内容だったのです。

『このままでは、間違いなくうやむやにされてしまう』

危機感を抱いたサポーターの呼びかけで、火曜夜にサポーター有志約70名が集まりました。深夜まで話し合った結果、要点を2つに絞ってクラブに嘆願書を提出することにしました。

1、選手の乗車したバスに対する一部サポーターの行動を公表し、実行者に対するクラブとしての処分を公表すること。
2、修理費が発生した場合、その負担者を明確にすること。

その場にいた約70名が署名し、水曜の夕刻に代表者の岡田と小野が、株式会社アルビレックス新潟代表取締役社長の中野幸夫氏に嘆願書を手渡しました。
その場の話し合いでは、バス修理費は該当者に弁償させると返答されたものの、関係者への処分については明確な返事を得られないまま。今回は天皇杯で起こった出来事であり、Jリーグの規定をそのまま持ち込むのは難しい(※)というのがその時のクラブ側の意見です。(※天皇杯は日本サッカー協会主催。Jリーグ主催のリーグ戦やナビスコカップとは異なる)

『クラブはまったく危機感を感じていない』

あまりのショックに岡田は感情を抑えきれず、その場で涙して訴えました。
「暴力に対して決然とした態度をクラブがとらないのであれば、やがて一般客の足が遠のき、ガラガラのスタジアムになってしまう」と。

翌日の木曜夕刻。クラブはオフィシャルサイトに今回の騒動の公表と、関係者を事情聴取後に処分することを発表しました。クラブにはサポーターから多くの抗議メールが届いていると聞いています。今回のクラブ側態度の急激な変化については、岡田の訴えが功を奏したのか、あるいは別の要因があったのか、そのあたりは正直なところ分かりません。

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私たちは今回の件で、暴力行為に対して迅速に「NO!」と公表できなかったクラブの姿勢を問題視します。さらに言えば、何が問題なのかが分かっていないとしか見えない、クラブの危機管理能力に不安を感じました。

兇行した本人が水曜にクラブハウスで選手と面会していますが、 練習後の汗もそのままの選手に、寒風の屋外の部外者進入禁止エリアで当該行為を行った人間と直接会わせるという無神経さにも、驚きと怒りを禁じえません。

子供から老人まで、いろいろな人が集まるのがアルビサポーターの特徴であり、また、私たちアルビサポーターの誇りでもあります。暴力に対して迅速に、厳正な対処ができないクラブでは困るのです。

安心できない場所に、あなたは行きたいですか?
あなたの両親をつれて行けますか?
あなたの子供をつれて行けますか?
子供から老人まで、満員のスタジアムで安心して『アイシテルニイガタ』と歌い続けるためには、何が必要なのでしょう。

今回のバス襲撃に加わった人への仮処分と、継続して調査することがクラブから公式に発表されました。しかし、これですべて幕引きではありません。

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